ニンニクとミョウガ
この二つの野菜に格別な共通点はないと思いますが、私は昨日共通点を見つけました。
それは、それぞれの茎がいけることで、色合いも何だか似ていますよね。
まだ生っぽいニンニク(の球)を収穫して袋に入れました。切り取られた茎をどうするか?
一番最初に考えたことは、捨てるということ。二考目は、これを自家用にして食べるということ。最後の考えは、出荷することで、たった2袋に過ぎませんが出荷したら、ニンニクは一つも売れないのに、茎の方は開店後2時間でさっと売れました。
俄然、注目です。昨日はかなり多めに採って出荷しましたが、雨が降ったり止んだりというウイークデーのせいかあまり売れませんでした。
一方で、ニンニクの茎と魚肉ソーセージの簡便な炒め物を私は作りましたが、こんなに美味しいものはない、特に酒のつまみに最適であることを知りました。
ニンニク(の球)は、平気で一個200円以上の値がつけられていることがあって、だれがそのようなものを買うのだろう?と思うのは私の僻みで、そのように高値で売れるニンニクが私の畑でできる気づかいはありません。
その代わり、茎も出荷することで、人には負けないというか、そこそこいけるんじゃないか?とうれしくなりました。
ミョウガにもみょうがたけという副次的な商品というか、野菜というか、産物があって、ふと思いついて収穫して出荷したら、これもさっと売れるのでした。
どうも私は、ニンニクならその球根、ミョウガなら花ミョウガという、本命を外したところでしか勝負ができないのかな、、、。茎で勝負する?
大きな球(たま)のニンニクができないので、ニンニクなどに関わるのはもうやめようかいな、むしろ駆逐してやれと思いかかっていましたが、急に面白くなってきて、ニンニクなら私に任せてもらいたいぐらい、、、(大袈裟ですね)。
ミョウガも、根詰まりしたりでいい花ミョウガは得られなくなってきています。みょうがたけを採ることは、いわば間引きをしているわけで、久しぶりにまともな手入れをしていることになりますが、除去したものが売れるのは、悪くないです。ミョウガも、任せておいてもらいたい、、、、。
このように、昨日は関連性のない二つの野菜の副産物の価値を知ったのでした。
今日の午後5時過ぎに、畑からは北に見える荒倉山を望んだ写真です。