標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

ニンニクを植える

ニンニクは普通は秋に球根を植えて畑で冬を越し、6月ごろ収穫になります。私の畑の雪の下にも500球ぐらいが植えられていますが、ちゃんと出荷できるかどうか自信はありません。


自家用、つまり食用にするつもりでハウス内に何となく置いたニンニクは、結局食べもせず、捨ててしまおうかと思ったのですが、けっこう量も多く、芽が出ているのを見れば捨てることはできません。



これは大きめの球を選んだのですが、まだまだあって、結局プランター四つにぎっしりと植えました。


実は、二つのプランターに昨日同じように埋め込み、更に一週間ぐらい前に一つ、、、これは、ニンニクの「種」を播きました。それが、発芽しています。


ニンニクの種とは、ネギ坊主というかニンニク坊主ができますが、ごく小さい魚雷のような錨のようなものができますが、そこに20個ぐらい、何ていうのかな?ニンニクの赤ちゃんができる、、、それを播いたのです。


結局、ニンニクはプランター七つに育てます。これらのプランターは、5m × 1.2mの農電マットをぐるっと取り囲むためのもので、板を差し渡してシートや古毛布を掛けて保温するのに、そういうものが苗に触らないように隙間を作る必要があります。



プランターにレンガや石を入れていたところ、徐々にジャガイモを埋め込んだり、ニンニクを植えたりです。石やレンガを入れると重くはなるけど、不思議なことには安定が悪く、培養土なら軽いけれど不思議なことには安定します。そこに何かを植えるのは、一石二鳥と思っています。


ユリ科ネギ属。私は上手に育てられない野菜です。ニンニク、ネギ、ワケギ、ラッキョウ(エシャレット)、ニラ、タマネギ、チャイブ、リーキ、アサツキ、野蒜、、、。


苦手だけど、今年はこれら10種類を育てます。それは、耐寒性が高いので植えさえすれば間違いなく育ち、出荷はできなくても自家用にはなるからです。


私が何とか出荷できるのは、ニラと小葱と野蒜ぐらいです。太ネギ、根深ネギは土寄せが必須というだけで、私の手に負えない、、何という農家なのでしょう!


ユリ科ネギ属の野菜についても、思いや計画は山ほどあります。ニンニクについてだけ今日は考えをまとめると、二つあります。


(1)このようにプランターに埋め込んだニンニクは、ニラの葉が伸びるように、多ければ7、8本幅広な葉を伸ばしてきます。適当なところで引き抜いて、いわゆるニンニク=球根ではなく、「葉ニンニク」として出荷します。ただ、7つのプランターに育てるものは、遊びであり実験であり、出荷用とは言えません。


(2)畑に植わっているニンニクは、乾燥しきれいに皮を剥いて出荷しようとすると、私にはその時間が得にくい。➡今年は、土を払い落としただけで、出荷しよう、、、。格安で、、。


この二つの姿のニンニクが直売所のお客さんに受け入れられるなら(葉ニンニクは昨年、畑に育てたものがそれなりに売れました)、自分ではあまり食べない野菜ですが、本気でつくろうか。


これは、庭先の畑が庭よりちょっと低いところにあって、そこに法面(斜面)がある、、、。そこに芽を出していたアサツキです。


アサツキなら、ここいらでは(ま、日本中どこでもそうでしょうが)あちこちに野草としていくらでも生えています。この野草を、野菜として畑に育てようとしましたが、うまくいきません。


アッ、ニンニクのことだけ考えようとしたところ、そこは不十分なまま話が散らかりそう、、、。では、では。

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