標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

収穫無し、写真も無し


それで、何をしていたかというと、苗の定植と草取りでした。


全然写真がないのも味気ないと思って昨日のフォルダを探したら、どっか飛んでもないフォルダに入っているのでしょう。見当たりません。


Dropboxにでもと思って開いたら、この一枚があるだけ、、、。関係ないよと思ったけど、これはちょうど2か月前の5月6日のスモモが満開の写真です。


まだ雑草も生えずすっきりしていますが、今は猛威を振るっています。今日はまさにこのスモモ、我が家のものではなく鉄骨の残骸がある畑の家のものですが、このスモモの上の⑥の区画で、パセリ、ビーツ、西洋ネギの苗を植え、雑草を引き抜く時間が長かったです。


時々、草取りする時間などないとうそぶく私ですが、草刈り機と管理機での除草では済まないことが当然あるわけで、今日は地道に草取りをしました。


やってみると、当然いつかは必要な作業ですが、メヒシバの大きな株を穴開きマルチの穴から引き抜き、すかさず代わりに苗を植えるのは、してやったりと、ちょっと痛快な味わいがありますね。


とっかかる前は面倒に思えた草取りをする気になったのは、雑草に埋もれながらも青シソが健気に伸びているのを見たからで、よし、救出してやろうというわけです。


代表的な日本のハーブのシソは、大葉として10枚ぐらい重ねられて売られていますが、私は枝をバサバサと切って袋に入れて出荷します。量は、断然多いから、そういう粗雑な姿でも、出せばよく売れます。


私は、ほんとはシソの育て方をとよくは知りません。今年もしこの草取りの甲斐があって売れ行きがまあまあよければ、来年はぐっと増やしましょう。


シソ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、モロヘイヤ、黒キャベツ、、など。株元を切って出荷してそれで終わりという葉物より、葉柄、枝というか脇芽を切って長いこと収穫できる葉物野菜は、種の値段は安いのに、一粒の種が数百円を稼ぐので、注目しています。


上手な人の中には、たとえばシソなら、シソの花穂も収穫し、シソの実も収穫して、一粒のシソの種で千円の売り上げを上げられる人もいるのでは?と、夢想します。

三日ぶりのブログ

一昨日と昨日はブログを休みましたが、それは、一日の活動を終えて眠りにつく、眠るというけじめのつけ方を誤ったためです。


座り机に向かって、政治向きの話題をネットで渉猟するのに焼酎を飲んでいましたが、途中で眠くなって、座椅子にもたれたまま眠り込み、妻に声を掛けられて布団に入るという具合でした。


一昨日3日には、午後は畑に行くことができました。しかし、機械を動かすことは思いもよらず、苗を少し植え、野菜の収穫ぐらいしかできませんでした。


ズッキーニが採れるようになりました。ちょっと、形が悪いかな、、、。


立体栽培をするとして、一本一本に支柱を立てましたが、このような誘引でいいのかな。


今年のズッキーニの大問題は、ネズミによる被害です。かなり大きな株でも食い倒されて、10本はやられました。ネズミは、ズッキーニの根が好物と、この間ピーマンを見に来てくれた営農指導員が言っていました。


有効な殺鼠剤の商品名を教えてもらいましたが、食べるものが豊富にある時期には、殺鼠剤などには食いつかないそうです。それでは、打つ手なしか。


昨日は、かなり降りました。裾花川の支流の楠川という川の水を、橋の上から撮りましたが、これを見たからと言うのではないですが、畑に行くことなどは思いもかけないことと諦めました。


その代わり、このように秋野菜の種も届いたので、セルトレイへの種まきをしました。写真の種は、手を付けず。


アスパラ菜、パクチー、西洋ネネギ「ポアロ」、ホウレン草「赤軸サラダ」、ホウレン草「ミラージュ」をセルトレイに播き、インゲンの「マンズナル」と「モロッコ」はポリポットに播き、アスパラガスなどをポットに鉢上げしました。


今日は、久しぶりの青空を見ました。今日は出荷なしで、20日間以上の連続出荷が途切れました。仕方なし。


ツルなしインゲン「サクサク王子」の大き過ぎる苗を、④の区画に定植しました。それだけでなく、もう1畝直播し、葉大根、二十日大根、ホウレン草を合計6条、種まきをしました。


小屋のすぐ後ろなのに、④の区画に野菜を植えたり種まきをするのは、これが今年初めてのことです。


こうしてここにも畝ができると、④①⑤⑥が真っすぐに通って約100メートル。実際に歩くことはまずありませんが、畝間すなわち通路は一直線です。


昨日今日考えていることの一つは、秋野菜の取り組みを、今年こそ早くしようということです。普通は、当地では多くは9月に種まき、せっかちな人は8月から。私は、一部は7月からやってやろうじゃないか、、、。


ま、言ってみるだけで、多くの人よりは遅れる、、、それが、落ちかな。


でも、一応決意したのだから、何とかがんばってみます。

コールラビは主力野菜、、、かな?

コールラビは、今日2回目の出荷で、明日出荷する分をこのように収穫してきました。
今日直売所に行って、「コールラビは、どこに置いたらいいの?」と聞いたら、ここにしてくださいと言って場所を開けてくれながら、「ずいぶん大きくなったわね」と。


私のことを気にかけてくれるのは、うれしい、、、。いや、そうではなくて、コールラビを出荷する人はごく僅かなので、私の出荷物が目に付くというのに過ぎません・


⑥の区画のパオパオ畝の真ん中の畝のコールラビ。混植のレタス類は徒長して売り物にならないので、それらを引き抜きながらの、まあ汚らしい収穫です。剪定ばさみでないと、コールラビの根は切れないほど、硬いです。


これは、かなり早く植えたコールラビの1畝ですが、まだ数個収穫しただけです。


このような苗が、トレイ3枚分あります。


西洋ネギの畝の脇に、昨日コールラビを植えました。


結局、まだそんなに認知されていないコールラビを、私はかなりたくさん育てる生産者のようです。


私にとってコールラビのいいところは、栽培が簡単だというところです。キャベツの仲間で唯一私が手掛けることができる野菜です。


葉をモンシロチョウの青虫に食われても、株元が肥大するのだから、何とかなります。セルトレイに2粒ずつ播いてもOK,互いに背きあってどっちも大きくなり、モノになります。


もう一ついい点は、キャベツやブロッコリーの種は高いのに、コールラビは安いこと。


あとは、今日の畑で撮った写真にしたがって、一日を振り返ります。

グミですが、120粒ほど収穫です。


金町小カブは、めっけものです。⑦の区画はほったらかしであったところ、小カブが中カブぐらいになっていました。既に50袋ぐらい出荷しましたが、まだそのくらい残っています。


野沢菜、、、。採って根元を洗い、外葉を外したりの調整をすれば売れるのですが、なぜか手が出ない、収穫は後回しで結局採らない、、、。あまりの密植に目を背けたいってところです。


苗を買って植えた100本だけのネギは、今日残りを全部引き抜きました。引き抜いたら、すぐさま苗を植えたのは痛快でした。葉ネギとなった松本一本ネギでも、よく売れます。


こちらは、本来の根深ネギとして育てるつもりの松本一本ネギですが、植えた後クタッとしていたのが、まっすぐに立ち上がってきました。


妻が植えてくれたツルムラサキは、まだ小さいですが、活着しています。その名の通り蔓性の野菜ですが、支柱は立てずに、伸びようとするところを切り取ります。すると、また脇芽が伸びてくるので、またそれを切り取る、、、。


多分そのやり方で、いけると思います。


気がかりであり、すぐにもしなければならない作業を野菜づくりノートに書き出したら、15項目ありました。ま、いつでも、そんな具合です。


6月には、泊りがけの同級会と戸隠講の2日目を除いた毎日、つまり、28日出荷をしました。もう、執念の出荷でした。達成感を覚えます。