標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

動き方を変えようか?

今日は長野市は気温34度。全国で一番高い気温だったとか。


ちょうどそのころ夫婦で畑に行き、妻はコツコツとリーフレタスを定植するのに、私は久しぶりの胡瓜支柱の組み立てに手古摺りました。


長さ2.7mのオス、メスの支柱を組み合わせるのですが、両方立ててから組み合わせようとすると、どうしたって合わない、、、。


こんな筈ではなかったとイライラしましたが、久しぶりのことなので、まずオスなりメスなりの支柱を片側に立ててから上部で組み合わせ、片一方の脚を畝に差すのでなければ、土台無理ということを忘れていました。


その上に、アーチ支柱を11組立てたら、直管パイプを5本つなげたのを三つ横に通して補強して、ようやく胡瓜ネットを張るのですが、3.6mのパイプが足りない、、、。


何をするにしても、自分の段取りの悪さは棚に上げて、この炎天が腹立たしい。そこへもってきて、植えた後1本1本鉄パイプの支柱を立てた73本の茄子苗は、このように貧弱である、、、、。


このようなものが、果たしてモノになるか、、、、。これは、わざと自嘲気味に言ってみただけで、株間は広く取ってあるし、今に見ておれボクだって、、、と、内心思っているので、我ながら人が悪いなあ。


何とかなるだろうし、胡瓜支柱に誘引すべくこれから植える40本ほどの茄子こそは、私の関心の的であり続けるだろうし、楽しめるなあ!ってところです。


動き方を変えようか?ということは、今日のように暑い日、、、今後、本格的な夏になれば毎日こういうことになりますが、昼日中の気温の上がる時間帯に出荷することにしようか?ということです。


明日は気温もぐっと下がる予報だし、雨で畑に行かれないかもしれません。でも、連日の収穫・出荷に追われて疲れ気味なので、明日の天気はどうであれ、今日の収穫はゼロ。


朝採り野菜の出荷は、私にはできません。多くの出荷者がそうだろうと思います。でも、午前中収穫の出荷なら、できます。試しに、それをやってみます。

よく売れる野菜

直売所に出して、よく売れる野菜の一つが葉大根または大根葉であることは、私には思いがけないことでした。


何となく1袋あった葉大根の種袋。それをマルチ畝の脇に播いて出荷したらさっと売れたので、5回ぐらいに分けて出荷しました。ホウレンソウ並みの気持ちのいい売れ方でした。


これは新発見、大発見なのである種苗会社に、、、国華園ですが、、、10袋注文して代金を振り込んだのに、10日も経つのにまだ送ってきません。


この会社は、いつもそんなところがあるので問い合わせもしないでいましたが、今日出荷の途中に寄ったスーパーマーケットに種袋があったので5袋買いました。買ったら、10日も連絡なしで未発送とは酷いじゃないか!と、むしゃくしゃします。


今の時期の出荷物でよく売れる、、、というか、新発見の品目は、ミョウガタケとフキです。どっちについても、すでにブログに書いているかと思います。


ミョウガタケは今日もしつこく収穫してきました。引き抜くと、ちょろっと根っこが付いてくる、、、。それは切り落とすのですが、それを捨てずにプランターに埋めると、ミョウガの苗になりはしないか?そりゃ、なるでしょう。


それを、耕作放棄の田んぼに植える、、、。ミョウガはカンカン照りの場所ではダメだから、勝手に生えてきたどろ柳の木をうまく選んで残して、半日蔭の場所を作る。そのような場所には、フキも植える、、、、。


今年は、初めてミョウガタケを収穫して出荷しましたが、まだこんなに出てくるか、では引き抜いてやれ!とばかり、搾取しまくりました。


ヨモギやヒメジョーン、イネ科の何というか知らないけど雑草が生えるようになって、もはやまともなミョウガの畝ではなくなっています。


庭に置いた2つのイチゴの鉢。妻が、今日は何個いただきました、、赤くなっていないのでも美味しかったです、、みたいな、童女のような報告をしていましたが(笑)、1鉢のイチゴで15個ぐらいしか実らなかった感じです。


イチゴほどあほらしい作物はないぐらいに思っていますが、ヤマタノオロチのように何本もランナーを伸ばしてきたので、畑に持ってきて地植えする、、、。ただし、今日はできませんでした。



昨日は、ピーマンをどう誘引するか悩ましく考えましたが、それは棚上げで、これから植えるナスの2畝は、面白いし、どうなってもいいから、胡瓜支柱に押し付けよう、、、と。


測量して、支柱を立てる位置は決まったけど、午後4時ともなれば収穫にかからねばなりません、


小松菜、からし菜、二十日大根、辛味大根、パクチー、スイスチャード、リーフレタス、コスレタス、小ネギ、ミョウガタケ、、、、。


果菜類の誘引

昨日に引き続き、何の束縛もない自由な一日でした。私の典型的な一日で、まず出荷に行き、午前畑、午後も畑、夜は出荷準備、、、、。


ただ今日は、私は妻にちょっと不満で、午前中は一人で畑にいましたが、これが何とも魅力的であり解放感も覚えたので、畑に行く途中の商店で缶ビールを1本買い、着いたら小屋に入り込んで飲みました。


朝食も食べずに出荷に向かったのは、少しでも早く出荷から帰って、少しでも早く畑に行きたかったからですが、台所仕事に手間取って、苗の水やりがされていませんでした。妻の水やりは入念すぎるので、出鼻をくじかれて、私はまあ臍を曲げました。


水やりをすること、庭先の畑のスナップエンドウを採ること、野菜苗の出荷をしたいものがあるので一度使ったカラーポリポット100個ほどを洗ってから培養土を詰めることをいわば宿題にして、久しぶりに一人で行きました。


これが、昨年まではずっとしてきたことなので、上記の通り、気楽で実にいい具合なのです。


タイトルのことは別の話ですが、280本ものピーマンをつくるのは初めてのことなので、どう誘引するかは悩ましく思っています。


小型の苗を植えたので、まだ何もしていません。私の下の畑の人は、やはり200本以上のピーマンを育てていますが、1本1本イボタケを立てています。ピーマンが大きくなるにつれてどうするかは、わかりません。


私は、昨年はフラワーネットをピーマンに使いました。程よい高さに張れば、ピーマンは前後左右に動こうにも動けず、理想的な誘引です。


しかし、実際には私の場合タイミングを失して、上にたくし上げようにも、すべてのピーマンのどれかの枝がネットに引っかかって、それができませんでした。


両脇に紐を張って左右にぶれないようにする方法があります。それには、紐で左右に動かないとしても、前後に倒れないようにするためには1本1本支柱が必要です。280本のイボタケを、これから買う?


ナスの畝を2本作りました。


ナスには、昨日までに植えたものには、鉄パイプを差しておきました。ナスの背が伸びて、3本仕立てなりにするには、両側に紐を張るかしなければなりません。


ナス科の果菜類の誘引には、ウリ科のキュウリ用の支柱を使うのが一番いいんじゃないかな?と、今日思い付きました。実際にするかどうか、、、。ピーマンのために新たにイボタケ280本を買うよりは、よほどお金が掛かるのが問題です。


今日の収穫物のいくつか。
パクチーは、切る場所をよく見極めて切ると、脇芽がたくさん出ることが分かりました。まだブームらしくて、売れます。


リーフレタスのロログリーンとロロロッサ。


眠くなってきましたが、明日の出荷のために、袋詰めをしなくてはなりません。