長沼宿
アグリ長沼の目揃い会は、夕方6時から。出席してみると、私は案内のハガキをよく読んでいなかったのですが、3回行われた目揃い会に欠席した出荷登録者のためのもので、これに出なければ一年間の出荷停止というのは、単なる脅しではなく、まさにその通りなのでした。
3回のうち都合のいい日に出席するということさえできなかったずぼらな出荷者があまりに多いので、こうして特別な目揃い会を開いてくれたのでした。危ういところでした。
午前中メインの福平の畑に行き、午後も短時間行って作業をしました。これは、私の隣の畑の様子ですが、タンポポとナズナの群生が見事です。
私の畑はここまで全面雑草だらけではありませんが、かなりひどいです。
この畑は戸隠のある蕎麦店が借りて蕎麦をつくります。10数枚の畑を借りて、広く蕎麦栽培です。今日の午後には車が4台も来て、作業の打ち合わせをしていました。こんな草だらけでも、10人近い人々であっという間に蕎麦を播いてしまいます。それは見届けず、目揃い会もあるので、午後は早目に畑を去りました。
300本だけ植えたタマネギは、何物かが食い倒します。どんな獣なのでしょうか?何が悪さをするのか、実に判定しにくいものです。イノシシの荒らし方は、ある程度分かります。タマネギを倒すのは、ネズミではないかな?
⑥の区画には、下の方から穴あき(ホール)マルチ畝を作って、一穴一穴に定植ですが、穴あきマルチが最適な苗がたくさんある上に、妻が植え付けを楽しむという感じなので。ドンドン、、、いや、手際も悪く、少しづつそういう畝を作ります。
この写真は、一番はじめに作った畝のあたりには、スモモの花びらが散って来るので、今ごろ収穫適期の葉物野菜は不適と思って、確認のために撮ったものです。
穴あきマルチには4桁の数字が表示されていて、慣れた人・プロ農家なら、それを見ただけでどんなサイズのマルチであるか分かるのでしょう。
私は、まだ頭に入っていません。95cm幅で、横に四つ穴があるものを、今日買ってきました。
3年ほど前の『現代農業』の特集記事は「マルチ&トンネル コツと裏技」で、念のために書棚から出してみたら、東山広幸の記事が満載でした。この人は、マルチ張りの名人で、鏡面のように光るマルチを張ります。赤とんぼがマルチ畝を水面と間違えて産卵動作をする、、、逆に、水を怖がる害虫はやって来ない、、、、。
東山さんお得意の135cm幅のマルチは、私も好きな規格です。これを張った畝にナスなどを育てると、何故か生育がいいです。ただし、どうしてもマルチを踏んづけることになります。初めのうちは気をつけますが、私などはそのうちガンガン踏みつけて収穫したりします、、、、。
アグリ長沼直売所に、こんな看板がありました。何かあるなと前から気づいていましたが、今日は写真を撮ってきました。
私は詳しくもないし、これから間違ったことをタイプするかも知れませんが、北國街道の脇街道の長沼宿ということなのでしょう。千曲川の対岸の須坂市にも福島宿があって、おっ、この民家のたたずまいは、何だ??ってところです。
旅籠(はたご)ではなく、多くは農家と思いますが、このへん、私の家のある山村では見られれないような立派なたたずまいです。