標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

マルチを剥ぐ

雪が融けて畑に行かれるようになったら、真っ先にすることは、マルチが張られたままならそれを取ることだと、つくづく思い知らされました。


ぐずぐずしていたら、マルチの両脇と、穴あきマルチならその植穴の雑草が大きくなって、剥ぎにくくなりました。


今日はたとえ一本でもと思って、剥ぎました。

①の区画の下の方のここに、穴あきマルチがあったのですが、苦労して、多分40分ぐらいかかって、剝ぎ取りました。

右隣のマルチも取るつもりなので取ればいいのに、雑草を粉砕したい衝動に駆られて管理機で耕耘しました。そこだけではなく、一番向こうの⑥の区画まで通しで耕耘しました。


西から④①⑤⑥と4区画を通しで行くと80m以上あります。それが、面白いとも言えます。

結局、右側のマルチも剥ぎ、また耕耘しました。

左側の穴あきマルチは、やや雑草に覆われることが少ないので、植穴の草を除去した上で紫コールラビを100本ほど。これは、妻に植えてもらいました。張りっぱなしで、3年目となるマルチです。
採り残しのリーフレタスは、出荷できるものにはなりませんが、自家用で大きくします。

きのうTさんの手伝いがあった時に、パイプハウスの北側を片付けて、耕耘してしまったのは「快挙」でした。
特に、3年ぐらい、枯れ草やゴミなどを燃やした場所は、こんもりとした小ボタ山になっていましたが、そこも崩し、耕耘しました。
まあ、汚ならしい土というか灰の堆積でしたから、そこを小花壇にすることにして、目につくものといえばカモミールしかないので、それを移植しました。

野菜を洗ったり、移植した苗に水やりをするのに、もう一つ大きなたらいがありますが、まずは2個、ハウスの脇に置きました。
ホースの長さは、農道脇の水路から100mぐらいです。昨日までは何故か具合が悪かったのですが、ホースの継ぎ手を一部替えたら、そこで水の流れを簡単にチェックできるようになりました。
この水は、「仁水」と思います。仁水という語は、広辞苑にもありませんが、徳富蘆花の『みみずのたはこと』にあったので、覚えました。


上の農道から見ると、全体としては、まだまだ耕耘したのはほんの少し、、、。
まあ、仕方がありません。下の方から攻めていって、今年こそはただ雑草が生えているだけという区画はないようにしたいものです。


その上に、寸土を惜しんで、空きがあったらラディッシュなどをちょこちょこっと播きつけるようになれば、達成感この上なしですね。そこまでは、どんなに頑張っても、いきませんね。


ただ、さっきの仁水のことですが、まったく清浄な水を畑まで引けるのは、何とも言えない幸運です。


大根やカブやニンジンなどの根菜類は、洗うのが面倒だし水道代もかかるから、ついためらう人もいると思いますが、私の場合は畑で洗うことができるので、積極的に栽培しようと思います。


きのう出荷したエンドウとソラマメの苗の売れ行きがよくて、1ポット残っているだけです。アサツキは、売れゆきよくないです。

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