標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

農休日

予報と個人的な期待に反して、晴れのあと降るかもしれないという雨が、午前中から遠慮なく降りました。


それで、今日はダメだなと早々と諦めて、休みにしました。

上松に出荷のあと、買い物があったので妻も同行しましたが、善光寺裏手のサクラが咲いていました。


長野市街。


大座法師池。


バードラインを更に進むと、忽然として戸隠山が見えてきますが、雨のために迫力もなしでした。


ゆうべ睡眠が少なかったので、午後は気持ちよく昼寝。


今日植えたのは、ダリアの球根ひとつだけでした。

タバコ育苗ハウス

昨夜の神楽練習後の飲み会で、「どんなものでも、遠慮なく持ってくればいい」と言われたので、播き直しのトマトとナスのポットを持ち込ませてもらいました。


4月7日に播きましたが、まだ発芽していません。私の農電マットに置くよりはこっちの育苗床の方が、発芽も間違いないでしょうし、その後の管理もいいに決まっています。

葉タバコをつくる人は、育苗のプロです。私のポットを引き受けてくれた彼は、勤めをしながらなのでそれほど多くないですが、かつてはこの何倍もの苗を育てるのは普通のことでした。


なるほどなあ。私もこのようにするのでなければ、いい苗などできないことを納得です。


私のポット苗の管理を引き受けてくれた二歳年下の彼は、このように獅子舞をします。これで2回練習をしましたが、昨夜も前回同様に15名で日本酒3本をきっちり飲みました。


午前中は庭先の畑を、一部分耕しました。早くも、仕事が後手後手という感じです。


午後は福平の畑に行きましたが、気温も上がり、春めいた一日でした。長野でも今日桜が咲いたとか。


飯縄山(いいづなやま)の雪は、例年より今の時期としては、多いのでしょう。


この山の名は、この前のセミナーで質問して確認したのですが、正式には飯縄山だそうです。しかし、飯綱山と表記されることが多いです。それは、縄をふつう「つな」とは読まないからで、初見の人は「いいなわやま」または「めしなわやま」と読むかも知れないからです。


雑草について。よく見る草の二つ名前を覚えました。たねつけばなとすずめのかたびらです。ずっと前から知っていた名前ですが、名前と現物が一致したのはついこの間のことです。


これはハルジオンであるのかヒメジョオンであるのか?


福平では、妻が種播き。私はソラマメを植えたあと、面倒でたまらないマルチ剥ぎを、たった1畝分だけしたあとそこを耕したら、気分がよかったです。


この⑤の区画には、剝がさなければならないマルチがあと7本あるかなあ?雑草が大きくならない内に、雪が融けて畑に行かれるようになったら、真っ先にするのがいいのはわかっているけど、それができにくい、、、、。


昨年から生分解マルチをメインに使うようにしましたが、そのうち分解されてなくなるとは言え、破片が汚らしく散らばっています。それでも、値段は高いけど、生分解マルチでいきますか。ただし、穴あきマルチは、生分解マルチのものはないと思います。


今日の種播き。野沢菜、ホウレンソウ、のらちゃん菜、パクチョイ。全部で11条だったと思います。

下の区画からきめていく

メインの福平の畑は八つの区画に分かれていますが、下の方つまり南側の区画から耕したり種播きをしています。


上の方は、秋に耕さなかったし、マルチが残っているので、どうしても後回しになります。

⑦の区画は、最後の仕事の一つとしてTさんに耕してもらったのを思い出します。そのように畑仕舞いをしなければ、春に苦労することを思い知らされました。


今日はこの区画に、ホウレンソウ「オーライ」を5条(列)、野沢菜を9条播きました。


②の区画は、クボタの管理機では十分に雑草を処理できなかったので、今日移動させたホンダラッキーを走らせたら、まあまあの感じになりました。


ここには育苗中のつるなしインゲンとソラマメ、その他です。ミョウガを最下部に2列。


③の区画は、胡瓜支柱を残しておきましたが、下の支柱にはエンドウ、真ん中と右の支柱にはズッキーニです。手前のちょっと空いたところには、ソラマメです。


そのズッキーニですが、今朝の霜で全滅のようです。一日だけ、ずいぶん早い定植を喜ばしく思い、期待も膨らませましたが、やり直しです。自然には勝てない。


こうして、下の方の⑦、②、③の区画はきまってきました。問題は軽トラが通る通路の上の5区画です。


つい先ほどTさんから電話があって、来週水曜日に初回として来てくれることになりました。二人でひたすら管理機を動かしたりマルチを剥いだりってことになります。


パオパオを掛けたのに、ズッキーニがやられました。

これは持っていったソラマメの苗ですが、6本だけ植えて何の被覆もしなかったソラマメは霜でもへっちゃらでした。


なお「種播き器」にはこだわっていて、穴の大きさが違う三つを用意しました。


昼食のとき炬燵の上の七味唐辛子の缶に注目です。これ、いいのではないか?


私は今日は1粒も播かずに、妻が播いてくれたのですが、他のものには触らずに、善光寺の八幡屋磯五郎商店の唐辛子容器を使っていました。手播きより早く播けるようですが、どうも厚播きになっています。


簡易な種播き器なら、サカタのタネのオリジナル製品があるのですが、どっかに紛れてしまい、所在不明です。あれなら、カチカチと音がするところが楽しい、、、。


ただし、音はしているけど種は落ちていないということもあります(笑)。


管理機など運んだあと、軽トラを車検に出しました。
これから、祭の準備の神楽の練習です。