標高900mの畑、戸隠での野菜づくり

『農家日記』を付けていますが、その補遺のようなものです。
補遺というよりは、写真も貼り付けたりすれば、野菜づくりについては、こっちの方がメインの記録になるかな? (2017年3月1日)

荒倉林道

午後は私一人で畑に行くことになったので、これ幸いとばかりに、軽トラで荒倉林道を走りました。妻が同行したなら、ここは危険だとか、場合によっては気味が悪いといいかねません。


危険というのは落石のことで、道の真ん中に確かにそんなに大きくない落石がいくつも転がっていました。


私が好きな眺めはこれで、戸隠西岳が雄大ですし、手前の森林の広がりもいいものです。山菜の宝庫かもしれませんが、私には、今日はそのつもりではないけど、とても一人で踏み込む勇気はありません。


景色は

新緑が鮮やかです。
これは、帰る際の龍虎トンネルですが、向こうの出口のところに駐車場となる広場があって、「鬼の岩屋」まで100mとの案内看板があります。


たったの100mでも、自分一人では行ってみる気になれません。あたりに誰もいないし、車も通らないので、なんか怖い、不気味なのです。


小学生の時には、有志で(女の同級生もいました、、、)荒倉山を駆け足で縦走し、新任の担任の先生が、「そんなに速く行かないで!」と制止するのですが、構わず駆け抜けたこともありました。言うことを聞かないガキどものあとを、先生は必死でついて来られましたが、田舎の山猿どもは、それでも幾分は先生のペースを気づかったのだろうと思います。


林道の脇に生えていたフキを採りました。あまりいいフキはなかったです。


畑ではいろいろな仕事を、ゆるゆるとしましたが、ズッキーニは見込みが外れました。もう霜の恐れはないだろうからパオパオを外しましたが、直播きした種は半分ぐらいしか発芽していませんでした。
そのことは、パオパオを透かしてこれまで見ていたので今さらのがっかりではないですが、これは、どうしたことだろう、、、野鼠に種を食われたのでしょうか?


とにかく発芽率が悪いのは分かっていたので、きのう病院へ行ったついでに、その町に本格的な種苗店があるのを知ったので、寄りました。


ズッキーニの種を100粒ぐらい欲しいのですが、、、と、伝えたら、大袋から種をトレイに開け、楊枝で数えながら脇に寄せて、それを袋に入れてくれたのでした。このような種の買い方は、私には初めてのこと、、、。妙に感心して、この店が大いに気に入りました。


1粒14円ということになりました。これは、断然安いです。小袋に入ったズッキーニの種は、まあ1粒当たり30円はするでしょう。


よし、来年は300粒くださいと言ってみようかな。1粒当たりの単価が、もっと安くなるのを前もって確認した上で、、、(笑)。


欠株がけっこうあるけど、ズッキーニとズッキーニの間には「赤ひげ」というネギの小さな苗を3本ずつ植えました。私のお得意の混植ですが、ウリ類にネギはグッドなコンパニオンプランツ関係です。


植えました、、、と言って間違いはないのですが(一家のことですので、、、)、午前中は畑に行った妻に植えてもらいました。3本ずつと言えば、妻の場合は間違いなく必ず3本ずつ、、、。私には、そういう厳密なことはできませんね。


昨夜、新規購入のズッキーニの種を、47個のポリポットに播きました。その播き方ですが、種の尖った方(根が出る方です、、、)をペンチで挟んで割ると、発芽がピシッとそろうと『現代農業』の最新号に記事がありましたので、そのようにしました。


そして、残りの種をなんとなく数えると、全体ではピッタリ100粒ではなく、10粒以上のおまけがあるみたいなのです。


店主の奥さんと思えるまあおばあちゃんと、野菜について話して、少し親しくなったので、まけてくれたのかなあ、、、。それとも、数え間違い、、、?


何にしても、出だしのいまズッキーニが思わしくないとしても、一転してむしろいい気分です。
ズッキーニなら、任しておいてもらいたい、、、。
おっ、大きく出たな(笑)。

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